【EdTech】VTuber静谷鳩に機械学習、AI、Pythonを教わってみた

 2018/10/22

AIプログラミング学習サービス「Aidemy」は、バーチャルYouTuber(VTuber)による動画授業を無料配信していることが話題になっている。 VTuberの名前は、静谷 鳩(しずたに はと)

基本的なプロフィールは、年齢17才、身長160cm、好きなものはお金、嫌いな奴は運営、髪の色は青で女子高生の制服姿が特徴。

講師を担当する「静谷 鳩」は、「女の子が静かに罵倒」のキャラクターとして2014年にLINEクリエーターズスタンプで3万DLを越えたことでも話題になった。 その後も罵倒系VTuverとして、YouTubeチャンネルTwitterで活動を行なっている。

そして今回、クールな声で罵倒しながらAIプログラミングを教えていく講義が公開された。

現在、Yotube上には、「Python入門」「機械学習概論」「ディープラーニング基礎」の3講座・全20本が公開されている。

以下の動画に詳しいプロフィールが紹介されている。

Aidemyは、ユーザーの学習意欲と理解度をより向上させるため、VTuberを起用した動画授業を配信を始めたそうだ。

これまでの動画系教育サービスには「講師が属人化し、多言語展開が難しいという」課題があったが、今回のVTuberの起用はこれらを解消する狙いがあるそうだ。

確かに一般的な動画サービスは人間のカリスマ先生が神授業を展開させるスタイルがメジャーだが、VTuberによりコンテンツを充実させることや全世界に対して多角的な展開が期待できる。

今回、筆者も実際にこれらのコンテンツを受講してみた。

Python入門の講座では、基本的なシンタックスやデータの型について、また機械学習を中心とした最近の利用シーンを紹介していました。

本当にPythonってなに?ってレベルの人向けの内容を公開していました。ところどころ、「こんなの知ってて当然だけど」みたいなあおり気味の発言がある。

続いて機械学習の講座では、「教師なし学習」「教師あり学習」「強化学習」について概要と用途をこれも挑発気味に教えてくれる。 プログラミングには触れてるが、AI系のことに明るくない人にしてみれば、一見の価値ありなのかもしれない。

最後にデォープラーニング基礎の講座では、「ニューラルネットワークの基礎」「画像認識に強いにCNN(Convolutional Neural Network)と時系列分析に強いRNN(Recurrent Neural Network)」「重みが自動的にチューニングされる」「分類問題の場合、最終的に確率で予測結果が出力される」などのポイントを抑えながら駆け足で入門に触れる感じのレクチャーがなされた。

終始、上から目線で気だるい感じで講義が進むが、一応基本的なポイントは抑えているので、エンジニアやプログラマではない職種(ディレクターやマーケターなど)の人が、まず概要を駆け足で抑えたい場合見てみるのはアリかなと思った。

プログラミング、機械学習、ディープラーニングなどは未経験者、特に文系出身の人間にとって敬遠しがちなトピックだが、VTuberが教えてくれることである程度敷居は下がるんじゃないだろうか。

近年、教育とITを組み合わせた「EdTech」という分野が注目されており、Aidemyもプログラミング領域で業界を牽引しているが、VTuber × EdTech という新たな切り口で、それぞれの業界で新たな可能性を提示できたのではないか。 今後、EdTech以外での様々なジャンルにVTuberが進出していくことが期待される。